待望のカラースウォッチ!しかし落ちる
iPad版Procreateをコンパクトにまとめたお絵描きアプリ。
iPad版とほぼ同等の機能が使えますが、"Pocket"と言うだけあって、プリセットブラシの種類は少なく、現状ではPocket版でブラシをカスタマイズしたり作成することはできません。しかし、iPad版Procreateをお持ちの方は、そちらで作成したブラシをインポートすることが可能です。
◆ブラシのインポート方法
まず準備として、iPad版のブラシ画面で任意のブラシを左スワイプし、「共有」からいずれかの方法でブラシデータを書き出しておく。
[メールを使った共有]
「共有」から「メール」を選択し、ブラシデータが添付されたメールを自分宛てに送信。次にiPhoneでそのメールを開き、添付ファイルをタップして「Procreateで開く」を選択。するとProcreate Pocketが起動し、ブラシが読み込まれる。
※最も手っ取り早いのがこの「メール共有」です。
他にもiTunesに書き出し、Dropbox経由で読み込むなど、いろいろな方法がありますが、いずれにしても複数のブラシデータを一度に読み込むことはできずやや面倒なことには変わりありません。
それから少し気になったのが、メニュー周りのインターフェース。画面の制約があるとは言え、メニューをまとめすぎているため、よく使う機能にアクセスしづらく感じました。
スポイト機能は「画面のロングタップ」で可能です。
また「取り消し(undo)」ボタンの長押しで「やり直し(redo)」も可能です。いずれもPocket版から使い始めた方にとってはやや分かりづらいかと思います。
-----2015/3/26追記-----
最新バージョンでは待望のカラースウォッチ機能が追加されましたが、パレットボタンを押すとアプリがクラッシュするという致命的な不具合が見られます。おそらくすぐにアップデートが行われるでしょう。
またこれまで暴発しまくりだった左右のブラシスライダーについても、感度と認識範囲が調整され、以前に比べると使いやすくなりました。
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一通り使ってみて気になった点
・取り消しとやり直しを一つのボタンに集約しているため、連続で取り消す際に煩わしい。
・「レイヤーの不透明度」などよく使う項目がメニューの奥深くにありアクセスしづらい
(左上にある「高度なツール」→「調整」内)
→特に不透明度はレイヤー関連の機能なので、レイヤー画面から変更できた方が作業効率が良いと思います。(これはiPad版にも言えることですが…)
Yuuya_Fujii about
Procreate Pocket, v1.5